ライフキネティックとは、ドイツの運動指導者ホルスト・ルッツが考案した独自研究開発した「運動と脳トレ」を組み合わせたトレーニングで、4歳以上であれば年齢、体力レベルにかかわらず誰でも楽しく簡単に実践でき、効果を実現できるメソッドです。

 

 私たち人間の脳は40%程度しか使われていないといわれています。

 ライフキネティックでは神経細胞間に新しいつながりを作り大、”脳の眠っている”能力を活性化します。このつながり(シナプス)がたくさん生まれるほど、脳の能力、柔軟性、処理速度は高くなります。ライフキネティックのトレーニングには、ストレスが軽くなり、集中力が高まり、認知機能を向上させる効果があるのです。

 運動をすると脳血流が増加し、伝達物質の放出量が増えます。ライフキネティックは運動をしながら同時に脳を働かせる原理です。

 また、80%以上の情報を取り入れるといわれている”視覚機能”のトレーニングを行うことで、視野の拡大、空間認知能力、動体視力の向上につながり、高齢者の交通事故防止にも効果的です。

 ドイツでは教育機関でも多く取り入れられており、幼児・児童の集中力・学習能力の向上が確認されており、学習に関連する効果も実証されています。

 高齢社会の日本では、中高齢者にとってライフキネティックが認知機能低下予防、介護予防に大きな効果を発揮すると考えています。2025年に75歳を迎える団塊世代の方々が健やかに健康寿命延伸されることは日本全体にとって大変重要な課題です。

 ライフキネティックは総合的で独自なトレーニングにより、障害、常に新しい課題で脳を刺激することができます。ライフキネティックは運動と生涯学習を結び付けます。